【STORY 02. 】治療セミナー経営セミナー巡業

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開業してから3年。仕事で稼いだお金を『仕事の将来』に投資するということを覚えたはじめたのがこの時期からでした。この頃に生まれて初めてパソコンを購入。

今のようにSNS(ミクシィー?ほぼやった事がありません)は浸透していませんでしたが、パソコンを購入した事で知人、先輩のホームページやブログを目にする機会が増えました。

にぎやかで楽しそうなブログの写真をネット上で見ながら、整体院を続けていくためにも集まりにも参加できたらなぁ〜なんて感じながら、その集まりと接点のない自分が治療業界からドンドン置いていかれているような錯覚に陥りました。

「患者さんは来てくれているけど、今のままで一生仕事として続けていく事ができるのか?」

「自分の整体の技術は本当に患者さんを治すことができているのか?」

アルバイトと整体のダブルワークを続けながら

・開業当初夢見た治療家ライフとのギャップ

・結婚して子供も生まれ家庭を養うというプレッシャー

・低い天井で頭打ちしているお財布事情

将来を不安にする要素が次々と押し寄せてきました。

「自分に足りない技術や専門的な知識を補わなくてはいけない!!」

治療家として未熟さを日々痛感することで、この時期から整体の技術セミナーに通い始めます。

 

当時は、世にある様々な療法を学ぶことが治療家としての技術を磨くことにつながり、どんな悩みを抱えた患者さんでも治せる治療家に近づく道だと思っていました。

技術、知識に自信をつけるため興味のある治療院の施術を受けに行ったり、テクニックセミナーに行きました。

セミナーに行った後は新しい技術を学んだ事で自信に満ちているから効果があるものの、数日経つとその施術がウソのように効果がなくなりまた新しい技術セミナーを探す日々。

ひとつのことを繰り返し技術を掘り下げるという視点が当時の自分になかったこともセミナーフリークに陥ってしまった理由のひとつだと思います。

 

同時期に『顧客満足』という言葉を本で目にして、経営セミナーへも通い始めます。

経営セミナーで進めらたウン十万円もするHPを作り、ニュースレターやブログを言われるがままに始めました。

「これからはHPが絶対必要で、この雛型でHPを作れば月20人の新患が来てくれるようになる。」

「ニュースレターを送ることで患者さんとコミュニケーションが取れて、患者さんは定期的に来てくれるようになる。」

その頃の自分は、こんな言葉をカンタンに信じてしまうほど迷っていました。

今考えれば当たり前の話ですが、小手先の方法・手段では毎月20人も新規の患者さんが来る日が訪れることはありません。

この期間、夢中で勉強したことが、今の肥やしにもなっていますが、当時の自分の目の前がパッと明るくなるような大きな変化は起こりませんでした。

自分で考えることをせず、『答え』を教えてくれるところに群がることで不安を解消しようとしていました。

セミナーに通って、安定させようとしても一向に安定しない足元に肩の力が抜けるわけもなく、不安が埋まることはありませんでした。

それでも不安を埋めるため、稼いだお金で技術セミナー、経営セミナーへと向かう日々。

こんな生活が2年、3年と続くと、家族からは「このままで本当に大丈夫?騙されているんじゃないの?」という心配の声も上がるようなりました。

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